出張撮影の市場規模はどのくらい。スタジオ写真との違いとは？

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家族写真や子供の七五三などの撮影というと、スタジオでの写真撮影をイメージする方も多いでしょうが、出張撮影という方法もあるのをご存じですか？

一昔前なら個人が経営する写真館で家族写真をとっていたのが、平成にはスタジオ撮影メインとなりオシャレな背景で衣装もかりてヘアメイクもできます。

そして近年台頭してきているのが出張撮影サービス。

これはプロカメラマンが個人の依頼によって撮影を希望する現場まで出張して撮影してくれるというもの。

プロによる撮影というと企業が依頼するイメージもあるでしょうが、このサービスでは一般の個人がプロによる家族写真撮影をしてもらえます。

特筆すべきは野外での撮影が可能なので、被写体の自然体のナチュラルな姿をかしこまらずに魅力的に撮影してもらえるという点。

こうした軽やかさが価値観の多様な若い世代を中心にニーズを広げています。

そこで今回の記事では、この出張撮影サービスに関する

『出張撮影の市場規模はどのくらい？スタジオ写真との違いとは』

について情報をシェアしたいと思います！

出張撮影の市場規模はどのくらい？

◇前年比で撮影件数7倍以上の会社もあり、市場規模は数千億円とも言われる

出張撮影は最近になって注目をされているサービスですが、利用者は大幅に増加しているところです。

例えば写真素材を提供している大手であるピクスタが運営する出張撮影プラットフォームの「fotowa」は2017年発足の会社です。

このfotowaは2年後の2018年は撮影件数前年比が7倍以上に増加。

若者に人気の理由として、カメラマンごとに写真のテイストや雰囲気が違うので事前にそれをみてカメラマンを指名できる点。

そして子供がいる世帯が七五三やお宮参りにスタジオ写真ではなく出張撮影を利用するケースが多くなっています。

全国でのサービス展開を目指し、フォトグラファーの獲得と育成にも力を入れているので、今後も事業拡大が予想されます。

一説によると出張撮影の市場規模は、想定されるすべての出張撮影の機会を換算すると数千億円にもなると言われているんですよ。

まさにスタジオ写真市場と肩を並べるか、それをもしのぐ勢いの市場と言えます。

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出張撮影のスタジオ写真との違いとは？

◇外出の難しい新生児のニューボーンフォトや在宅のシニアとの記念撮影も可能！

出張撮影とスタジオ写真撮影の違いと言えば、撮影場所が出張撮影だとどこでもかけつけてくれるということ。

スタジオの狭いセットではなく、気持ちの良い屋外で好きな場所で撮影できるので、閉じ込められるのが苦手なお子さんの撮影にも向いています。

また光も自然光を利用するのでSNSにも映えるナチュラルな写真の仕上がりが期待できます。

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そして移動が困難な撮影対象者でも出向いて撮影してもらえることが大きな特徴といえますね。

出張撮影で七五三や赤ちゃんの行事での撮影はニーズとして期待されていましたが、意外に人気が高いのがニューボーンフォトと高齢の方の撮影。

ニューボーンフォトは生後1か月以内の新生児の撮影です。

新生児期である生後1か月の間は家からの外出は極力禁止と病院から親は言われており、それだけ特にデリケートな時期です。

実際私の子供も、生後5日で退院し2週間ほとんど外出しなかったにも関わらず何故かアデノウイルスに感染してしまって大変な思いをしました。

そんなデリケートな新生児期ですが、この時期成長もすさまじく、うまれたての姿はすぐに変わってしまうのでかわいく写真に収めたい時期でもあります。

ですから自宅に来てくれて、赤ちゃんをリスクに極力さらさずにプロに記念撮影してもらえる出張撮影のニューボーンフォトが人気なんですね。

産後の体の回復期であり、赤ちゃんのお世話で疲れて寝不足が続いているママにも外出の負担がなく撮影ができます。

それからシニアの撮影が人気なのは、介護が必要で遠くに行けないような方でも自宅や近所の慣れ親しんだ場所で記念撮影したり、施設でも撮影できます。

他に想定外だった法人からの撮影依頼、結婚式の撮影も多くなっているということで、出張撮影サービスの市場規模は今後ますます広がりそうですね。

まとめとして

個人的に、今後出張撮影サービスでニーズに挙がるかもしれないと思うケースに、お元気なシニアの個別撮影依頼があるかもしれないと感じています。

いま注目の「終活」の一環で、プロに自分のいい写真を一度採っておいてもらえば何かあった時にも安心という気持ちの方も大勢いると考えるからです。

実際、私がクルーズ船で旅行をした際に、プロカメラマンに記念撮影してもらうコーナーがあり、高齢の方は「いい遺影写真ができた！」と大喜びでした（笑）。

出張撮影サービスという便利なサービスを、今後も思いもしなかった意外なニーズで上手に活用されていくのではと思うと市場の拡大が楽しみです。

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現状はまだそこまでサービスも知られていないので予約も取りやすいです！